会社の引越しは大騒動

以前勤めていた会社でのことです。本社が引越しすることに決まりました。 場所は同じビルの3階から8階へ。 遠くに引っ越すのではなくて、本当に良かったと、胸をなでおろしました。 しかし、その引越しする日は、はずせない出張等があり、男性はほとんどいないことが判明した時には、 嫌な予感しかしませんでした。

新しい本社の引渡しが行われるとすぐに、運べるものは運び始めます。 なぜなら、社長がオフィスの引越し費用をケチった為に、作業員の数が半分以下になってしまったのです。 通常業務を行いつつ暇を見つけては、少しずつ荷物を運んでいきます。

引越しの数日前、社長から呼ばれました。なんと新しい家具の組み立てです。 本社が広くなった為、追加になった机や椅子、そして棚でした。 しかも、小部屋いっぱいに機材が届いています。通常業務を放り出し、1日仕事で組み立てます。

引越し当日、本社以外のスタッフも招集され、ドタバタの引越しが始まりました。 リーダーが機能しない引越しほど、収集の付かないものはありません。 指示が右往左往し、なんども行ったり来たりです。 実際の荷物運びよりも精神的に疲れる引越しとなりました。 しかし、ある程度、片付けが終わり一段段落すると、新しいオフィスの匂いに気が付きました。